インターハイ都府県予選の話　その8

2006年6月5日 · カテゴリー: 未分類

県予選の中でも注目選手が多い兵庫県の話。
女子1500mでは小林祐梨子選手(須磨学園)が4分15秒28の大会新記録をマークして圧勝。2年連続のインターハイ制覇へ向けて好スタート。
女子3000mでも小林祐梨子選手は9分02秒79!!!!県大会で出た記録としては史上最高です。
高吉理恵選手(須磨学園)の9分18秒20もかなりの好タイムなのですが、それでも15秒以上離されています。
3位には永田幸栄選手(須磨学園)が9分32秒10で入りました。永田選手のタイムが悪く見えますが、永田選手も4位以下を10秒以上引き離しています。
おそるべし須磨学園。
女子800mは広田愛子選手(須磨学園)が昨年インターハイ6位の新畑志保里選手(須磨学園)をおさえて優勝。広田選手は2分13秒03、新畑選手は2分14秒47でした。
昨年の全日中2位の森元麻帆選手(須磨学園)は2分15秒13の4位で近畿大会に進みました。
女子100mでは昨年の全日中とジュニア五輪を制した竹内彩華選手(神戸)が大会記録を大幅に更新する11秒99(+1.2m)で優勝。近畿大会が楽しみですね。
竹内選手は200mも2位で近畿大会進出。
200mを制したのは100mで従来の大会記録を上回る12秒11を出しながら2位に敗れた服部愛美選手(洲本)。こちらも期待できそうです。
女子100mHは山本望選手(姫路商)が14秒30(-0.1m)で優勝。服部愛美選手が14秒52で2位でした。
山本選手は400mHも60秒78で制して2冠達成。400mHは兵庫県高校新記録でもあります。
女子走幅跳は昨年の全日中3位の中野瞳選手(長田)が5m86(+1.0m)で逃げ切って優勝。昨年インターハイに出場している谷岡祐三子選手(長田)が最後に5m84(+1.4m)を跳んで2cm差まで詰め寄るなどすごい争いでした。
女子円盤投は菊地育美選手(園田)が43m25を投げて優勝。
女子砲丸投は蛭田伶菜選手(小野)が最後に13m37を投げて逆転で連覇。
蛭田選手はやり投でも2位と健闘しました。
女子やり投は宮本美穂選手(神戸科技)が自身の持つ兵庫県高校記録を更新する47m96で圧勝しました。
 
男子のほうも見てみましょう。
男子800mがすごかったですね。
昨年インターハイに出場している安田健一選手(関西学院)が1分52秒79の大会新記録で連覇。2位の西本翼選手(北須磨)が1分52秒97、3位の和田悠暉選手(須磨学園)が1分53秒23と3位までが従来の大会記録を上回りました。
和田選手は昨年の全日中で3位に入っている選手。今後の成長に期待です。
6位の鳥居康太選手(社)が1分55秒11で7位の松井直也選手(北摂三田)が1分55秒52･･･このわずか0秒41が明暗を分けました。それにしても1分55秒台で近畿大会にすらいけないとは･･･。
男子400mは田中暢人選手(長田)が48秒71で優勝。
男子1500mは中山卓也選手(須磨学園)が3分55秒00で優勝。
坂田卓也選手(西脇工)が3分56秒59で2位につけました。
報徳のエース・有辺圭佑選手は3分58秒53で3位。
4分を切ったのが6位までだったので、なんとなくキリがいい感じがします。
福士優太朗選手(西脇工)と新庄浩太選手(西脇工)は棄権。大江啓貴選手(須磨学園)は4分12秒18で14位でした。
男子5000mでは八木勇樹選手(西脇工)が14分37秒05で優勝。2位には谷野琢弥選手(西脇工)が14分38秒72で入りました。西脇工は山本啓八選手も14分51秒85の6位に入り、3人とも近畿大会出場を果たしました。
一方、報徳は有辺圭佑選手が14分50秒46の5位に入ったのが最高で、真田雅之選手は14分56秒56の7位、前田隼矢選手は15分14秒35の10位に終り、近畿大会に進んだのは有辺選手のみとなりました。
1500mを制した中山卓也選手は14分42秒90の3位で近畿大会進出。
男子走高跳は松下翔一選手(星陵)が2m02で連覇。松下選手は三段跳でも近畿大会出場です。
男子棒高跳は岩本大法選手(明石商)が4m60で優勝。3年連続の近畿大会出場です。三度目の正直でインターハイ出場をつかめるでしょうか？
男子走幅跳はかなりドラマティックな展開。
昨年に続いてのインターハイ出場を目指す高橋良和選手(西脇)が最後に7m20(-0.2m)を跳んで優勝。以下4位までは7mを突破。
そして6位の佐藤雅気選手(飾磨工)が6m86(+1.1m)、今西祐太選手(舞子)が6m82(+0.1m)とわずか4cmの差が明暗を分けました。
 
男子八種競技では塩塚敬太選手(高砂南)が5642点の大会新記録で優勝。
走幅跳でも近畿大会出場を決めている五百尾亮太選手(尼崎北)が5205で2位でした。
 
兵庫はいろいろと注目選手がいたので、兵庫だけで一回分になりましたね。

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